Windows NT/2000/XP の共有をネットワークドライブとして接続しているとき、エクスプローラで表示するとネットワークドライブアイコンの下に、切断状態を示す×マークがついていることがあります。
これは、Windows NT の共有サービス (Server サービス) が、標準で最後にアクセスされてから 15 分で自動切断する設定になっているためです。
ネットワークドライブを再度クリックすれば自動接続されるため、運用上気にする必要はありません。どうしても気になる場合は自動切断を禁止したり、自動切断までの時間を長くするなどの設定を行ってもよいでしょう。
自動切断の設定を変更するには、サーバー側で次の設定を行ってください。
- [スタート]-[プログラム]-[アクセサリ] から「コマンドプロンプト」を起動します。
- 次のコマンドを実行します。
C:\>net config server /autodisconnect:-1
コマンドの詳細は、net help config server コマンドを実行して表示されるヘルプを参照してください。
Windows 2000/XP でケーブル接続はどうやって設定するの? Windows9x のように [アクセサリ] にケーブル接続がなく、お問い合わせが多いため掲載します。
パラレルポートやシリアルポートでの直接接続を行なうには、次のように設定します。
- 「マイネットワーク」を右クリックし、[プロパティ] をクリックします。
XP では[スタート]-[コントロールパネル] から「ネットワーク接続」を起動します。
- 「新しい接続の作成」をダブルクリックします。
- 「次へ」をクリックします。
- 「ほかのコンピュータに直接接続する」を選択後、「次へ」をクリックします。
- 待ち受ける場合は「ホスト」、ホストに接続する場合は「ゲスト」を選択して「次へ」をクリックします。
- 接続に使うデバイス (COMx や LPTx など) を選択します。
- ホストの場合、着信を許すユーザーを設定します。
| |