Windows XP で PPPoE 接続を作成する方法は?
Windows XP には、ADSL でよく使用される PPPoE が標準実装され、次の手順で接続を作成することができます。
  1. [スタート]-[コントロールパネル] から「ネットワーク接続」を起動します。
  2. 左上の [新しい接続を作成する] をクリックしてウィザードを起動します。
  3. 「インターネットに接続する」にチェックして「次へ」をクリックします。
  4. 「接続を手動でセットアップする」にチェックして「次へ」をクリックします。
  5. 「ユーザー名とパスワードが必要な広帯域接続を使用して接続する」にチェックして「次へ」をクリックします。
  6. ISP 名を入力して「次へ」をクリックします。(接続を識別できる任意の名前で OK です。)
  7. PPPoE 接続に必要なユーザー名、パスワードをセットして「次へ」をクリックします。
  8. 「完了」をクリックします。

所在地情報で市外局番を設定していない場合、「ダイヤルアップ モデムを使用して接続する(D)」および「ユーザー名とパスワードが必要な広帯域接続を使用して接続する(U)」がグレーアウトして選択できません。
この場合、「新しい接続を作成する」から手順を繰り返し、所在地情報の入力画面で市外局番を設定して「OK」をクリックしてください。

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Windows XP で、svchost が外部と通信していると報告されます
Windows XP で、svchost.exe (Generic Host Process for Win32 Services) が外部と通信していることがあります。
svchost は、DLL 形式で実装された Windows サービスを実体化させるためのホストプロセスですが、SSDPSRV や、W32time など、外部との通信を行うサービスもホスティングしているため、ファイアウォールソフトウェアなどが、svchost.exe が通信していると報告することがあります。
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Windows Me/XP 起動時に 239.255.255.250 へのパケットが送信されます
Windows Me/XP 起動時に、IP アドレス 239.255.255.250 ポート 1900 に対して UDP パケットが送信されます。
XP の場合、ZoneAlarm などから「Generic Host Process for Win32 Services が外部に通信しようとしている」と警告されて気がつくことがあります。

この通信は、Me 以降の OS に実装された UPnP で使用される SSDP プロトコルが、デバイス探索のために発行するマルチキャストパケットです。
UPnP を使う予定がなく、ネットワークトラフィックを減らしたい場合、UPnP の削除をご検討ください。

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どのプログラムが、どの TCP/UDP ポートを使っているか調べるには?
トロイの木馬などの追跡のため、現在開いている TCP/UDP ポート番号から、プログラムを割り出したい場合があります。
Windows XP は netstat コマンドが拡張され、以下の手順でプログラムを特定することが可能です。
  1. [スタート]-[ファイル名を指定して実行] から cmd を起動します。
  2. 以下のコマンドを実行します。
    C:\>netstat -ano
  3. 開いているポート一覧と、対応したプロセス ID が表示されます。
  4. プロセスIDの正体は、以下のコマンドで判別できます。
    C:\>tasklist /svc /fi "PID eq <プロセスID>"
    例) tasklist /svc /fi "PID eq 1108"
  5. 対応するプログラムもしくはサービスが表示されます。
注:Windows XP Home Edition に tasklist コマンドはありません。
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XP にはパーソナルファイアウォールがついたそうですが?

Windows XP のインターネットに対する接続オブジェクトにはパーソナルファイアウォール機能 (Internet Connection Firewall:ICF) がつきました。
ファイアウォール機能は次のように構成することができます。

  1. [スタート]-[コントロールパネル] から「ネットワーク接続」をクリックします。
  2. 「ダイヤルアップ接続」や「ローカルエリア接続」アイコンを右クリックし、[プロパティ] をクリックします。
  3. [詳細設定] タブをクリックし、「インターネットからのこのコンピュータへのアクセスを制限したり防いだりして、コンピュータとネットワークを保護する」にチェックして「設定(G)」ボタンをクリックします。
  4. サービス (ポート) フィルタやログの採取オプションを設定して「OK」「OK」をクリックします。
    (標準のログファイルは %Systemroot%\pfirewall.log ファイルになります。)
ダイヤルアップ接続や PPPoE 接続を作成する、インターネット接続ウィザードの途中でも、ファイアウォールオプションを設定することができます。
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ローカルエリア接続の「修復」機能とは?
Windows XP の LAN 接続アイコン (ローカルエリア接続) などを右クリックすると、[修復] オプションがあり、急に接続ができなくなった場合などに修復できることがあります。
修復オプションを選択すると、以下の作業が実施されます。(Q289256)
  • ipconfig /renew (DHCP リースの更新)
  • arp -d * (arp キャッシュの破棄)
  • nbtstat -R (NetBIOS 名前テーブルの破棄と再読み込み)
  • nbtstat -RR (WINS サーバーへの NetBIOS 名更新)
  • ipconfig /flushdns (DNS キャッシュの破棄)
  • ipconfig /registerdns (DDNS への再登録)
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ping を実行すると、Error Code 65 が返ります
Windows 2000/XP で、ping を実行すると、Transmit failed, error code 65 (ネットワーク アクセスは拒否されました) が返される場合があります。多くの場合、何らかのプログラムが ping の実行を阻害していることが考えられますが、ZoneAlarm/PCGATE をインストールし、ICS が構成されている場合にこのエラーが発生することが確認されています。
ZoneAlarm や PCGATE を停止させても問題は解消しませんが、適切なセキュリティ設定に調整するか、アンインストールすることで問題を回避することができます。
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IPv6 では使えないネットワークカードがあります
Windows XP SP1 以降/Windows Server 2003 では IPv6 が標準でサポートされています。しかし Microsoft の IPv6 プロトコルドライバは NDIS5 を前提にしているため、NDIS4 以前の MAC ドライバしか提供していないネットワークカードでは使うことができません。このようなカードで IPv6 を使いたい場合、メーカーから NDIS5 ドライバが提供されるのを待つか、以下のように強引に NDIS 4 以前のドライバを使用可能にすることを検討してください。(ただし、以下の方法はサポートされないのでご注意ください。)
  1. [スタート]-[ファイル名を指定して実行] に %Systemroot%\inf と記入して「OK」します。
  2. 開いたフォルダにある netip6.inf をメモ帳で開きます。
  3. HKR, Ndi\Interfaces, LowerRange, 0, "ndis5,ndis5_ip6" となっている箇所を以下のように書き換えます。
    HKR, Ndi\Interfaces, LowerRange, 0, "ndis5,ndis5_ip6,ndis4"
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Windows XP では複数の IP 構成が切りかえられるそうですが?
PC を家庭とオフィスなど複数の場所で使用し、各場所で TCP/IP の設定が異なる場合、Windows XP では TCP/IP の設定を 2 つ定義し、両者を自動的に切りかえることができます。
  1. [スタート]-[コントロールパネル] から「ネットワーク接続」を起動します。
  2. 複数の TCP/IP 構成を持たせたい接続アイコンを右クリックして [プロパティ] をクリックします。
  3. インターネットプロトコル (TCP/IP) をクリックして「プロパティ」ボタンをクリックします。
  4. [代替の構成] タブをクリックして、もう 1 セットの IP 構成を設定します。
代替の構成は、オリジナルの構成として DHCP を選択したときのみ使用可能です。DHCP サーバーが検出されない場合、代替の構成が使用されます。
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「サーバーはリモート管理用に構成されていません」といわれます
「マイ ネットワーク」などから特定のコンピュータに接続しようとすると、「サーバーはリモート管理用に構成されていません (2141)」といわれてアクセスできないことがあります。 これは、相手のコンピュータで IPC$ リソースが無効化されている場合に発生するため、相手先で IPC$ が正しく構成されていることを確認してください。

IPC$ が存在するかどうかの確認方法

  1. サーバー側にログオンし、コマンドプロンプトから net share コマンドを実行します。
    Server サービスが開始されていない場合、「開始しますか?」に Y と入力します。
  2. 共有名一覧に IPC$ が表示されれば正常です。

IPC$ が存在しない場合
相手に IPC$ が存在しない場合、Server サービスが正しく動作していないケースがあります。まず以下の手順で Server サービスを再起動しても問題が継続するか確認してください。

  1. サーバー側にログオンし、コマンドプロンプトから以下のコマンドを実行します。
    net stop server
    net start server
システムエラー 1060 が発生する場合、ローカルエリア接続のプロパティなどから、「追加」ボタンをおして「Microsoft ネットワーク共有サービス」をインストールしてください。ウィルスやスパイウェアに感染している場合も Server サービスが正しく動作しないことがあるため、「ウィルスやスパイウェアをチェックするには?」を参照してチェックすることをお勧めします。(C:\Program という名前のファイルを作成すると、問題のプログラムが実行されなくなるため回復するケースもありますが、決してお勧めしません。)

注:管理共有を無効化しても IPC$ リソースは無効化されません。

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