ログインパスワードを忘れてしまった!<解析編>
Windowsの各種ユーザーアカウントのパスワードを解析して表示することができるオープンソースソフト 「Ophcrack」を使ってみました。
Windows Vistaにも対応しており、数分程度の時間で解析できてしまいます。
今回はISOイメージをCDに焼いてCDブートで起動してみました。ISOイメージからUSB起動も作成できますが、パソコンがUSB起動に対応していないと使えないので通常通りCDブート用のCD-Rを作成します。

  1. Ophcrackのダウンロード・・・・(ISOイメージの取得)
    ophcrack-livecd」のDownload Ophcrack LiveCDからISOイメージである「ophcrack-livecd-1.2.1.iso」をダウンロードします。
    Ophcrack ( http://ophcrack.sourceforge.net/ ) 
    仕組みとしてはLMハッシュとNTLMハッシュというものを解析することでパスワードを見つけ出します。そのため、このハッシュ作成を無効にしているWindowsでは解析できません(通常はオンになっています)。
  2. ブートCDの作成・・・・・・・・・・・(ISOイメージからCD-Rを作成)
    今回はImgBurnを使ってブートCDを作成します。「ImgBurn」は、あの「DVD Decrypter」の作者が現在も開発を続ける、フリーのCD/DVD/BDイメージライティングツールで、すべてのCD・DVD・ブルーレイディスクへの書き込みに対応しています。
  3.  「ImgBurn」のインストール
    まずは、 「ImgBurn」の本体をダウンロードします。
    右の図の「ImgBurn」のミラーサイトへ飛んだら、「Download Now」と書かれたリンクをクリックし、「ImgBurn」本体をダウンロードしてください。
    クリック後、何もせずに少し待っていると、ダウンローダーが自動的に立ち上がりますので、そこからファイルを適当なフォルダに保存します。
  4.  「ImgBurn」の日本語化
    katgum さんのホームページ(日本語化工房-KUP)で、「ImgBurn」の日本語ランゲージファイル が公開されているのでインストールします。
    ※ 日本語化する場合は、「日本語ランゲージファイル」のバージョンと、インストールした「ImgBurn」のバージョンが一致していることを確認してください!
  5.  「ImgBurn」を使ってイメージファイルをディスクに書き込む
  6. 他のライティングツールでブートCDを作成すれば2~5は省略
  7. パスワードを解析するパソコンに作成したCD-Rをセットし起動して数分待つとLINUXが起動しパスワードが解析されます。