Outlook Express のメールパスワードが保存されません
Windows 2000/XP で、標準添付の Outlook Express や Outlook で、メールサーバーパスワードを設定して「パスワードを保存する」にチェックをしているにもかかわらず、パスワードが保存されず、毎回入力しなければいけ ないことがあります。
これはユーザープロファイルレジストリに問題があるためなので、次の手順で問題のキーを削除してください。(Q264672)
  1. すべてのアプリケーションを終了させます。
  2. [スタート]-[ファイル名を指定して実行] から regedt32 を起動します。
  3. HKEY_CURRENT_USER \Software \Microsoft \Protected Storage System Provider を開きます。
  4. メニューバーの [セキュリティ]-[アクセス許可] をクリックします。
    XP では Protected Storage System Provider キー (フォルダのアイコン) を右クリックして [アクセス許可] をクリックします。
  5. ACL から現在ログオンしているユーザーをクリックし、読み取りとフルコントロールに「許可」のチェックがあることを確認します。
  6. 「詳細」ボタンをクリックし、以下のようになっていることを確認します。
  7. 種類 名前 アクセス許可 適用
    許可 <ログオンユーザー> フルコントロール このキーとサブキー
  8. 「すべての子オブジェクトのアクセス許可を元に戻し...」にチェックして「適用」ボタンをクリックします。
  9. 確認ダイアログに「はい」をクリックします。
  10. 「OK」「OK」をクリックします。
  11. Protected Storage System Provider キーをダブルクリックし、ユーザーサブキーをクリックします。
    ユーザーサブキーはこんな (S-1-5-21 ...) 形式です。
  12. ユーザーサブキーを削除します。
  13. Windows を再起動します。
セットアップ直後、Administrator でログオンすると、この問題が発生することがあります。